カンザスシティフェローシップ(現IHOPKC)に見る預言者運動の危険性(2)教会のカルト化

IHOPKC

米国の「カンザスシティフェローシップ」(現IHOPKC)を例として、現代の預言者運動の問題点を検証するシリーズの第2回記事です。前回の記事では、預言者と呼ばれる人々の「預言」が成就しなかったことが数々の証言で明らかになっていることや、聖書ではなく現代の「預言者」が語った預言を土台にして教会形成する危険性について述べました。

今回は、預言者運動の危険性について、教会のカルト化という別の角度で見ていきます。今回も、前回の記事と同様、米国カンザスシティのカリスマ派メガチャーチ牧師、アーニー・グルーエン(Ernie Gruen)が編集した2冊の資料を主に引用して考察しています(「参考資料」参照)。

カルト化の手法

カンザスシティフェローシップ(KCF)は、ただ「預言」を語るだけではなく、さまざまなカルト的手法を使って人々を操作しています。以下はその一例です。

預言者の優位性を確立

カンザスシティフェローシップ(KCF)の預言者は、現代にも預言の賜物があると教え、預言を語ることを重視しますが、最終的な預言の真偽を見分けるのは自分たち預言者であるとします。つまり、預言者の「預言」が信徒の「預言」よりも常に正しいというポジションに立って、教会の統治権を確立します。次の証言は、そのような教えを受けた教会(Word of Life Christian Fellowship)の長老の言葉です。1

1986年6月22日と23日に、ボブ・ジョーンズ、ジョン・ポール・ジャクソン、ハリー・デメトルリアスという3人の「預言者」が教会と個人に対する奉仕としてやって来ました。ジョン・ポール・ジャクソンは、預言を語る以外にも、預言の賜物や、「預言者職」、そして聖霊が「預言者」を通して地上で新しい働きを始めておられるという彼の信念についても教えていました。その教えの中で、1コリント14:29の解釈として、これは「広く認められている」預言者だけが、他の預言者の預言を吟味できるという意味だと語っていました。

Three “prophets”, Bob Jones, John Paul Jackson and Harry Demetrulias, came on June 22-23, 1986, to minister to the church and to individuals. In addition to prophesying, John Paul Jackson taught on the gift of prophecy, the “office of the prophet,” and his belief that the Holy Spirit was beginning a new move in the earth through the “prophets.” In his teaching, he interpreted I Cor. 14:29 to mean that only a “recognized” prophet can judge another prophet’s prophecy.

ジョン・ポール・ジャクソンは1コリント14:29に言及していますが、まったく的外れな引用です。この箇所では「預言する者たちも、二人か三人が語り、ほかの者たちはそれを吟味しなさい」と言われています。つまり、少数の人が語る預言をそれ以外の全員が吟味しなさいという命令で、まったく逆の意味です。

MEMO
この証言を行っている長老は、この教えが聖書的でないことを次のように語って指摘しています。2

私たちは、この解釈が誤りであり、1ヨハネ4:1「愛する者たち、霊をすべて信じてはいけません。偽預言者がたくさん世に出て来たので、その霊が神からのものかどうか、吟味しなさい」を含め、多くの聖句と真っ向から矛盾していると考えています(ヨハネ14:16、17、23~26、ヨハネ16:13、14、1コリント6:19、へブル4:16、ヤコブ1:5、1ヨハネ2:27など)。

We believe this interpretation to be in error, conflicting directly with many scriptures including I John 4:1. “Beloved, do not believe every spirit, but test the spirits to see whether they are from God; because many false prophets have gone out into the world.” NAS (Also John 14:16,17,23-26; John 16:13,14: I Cor. 6:19; Heb. 4:16; James 1:5; I John 2:27, etc).

聖書やキリストではなく指導者への服従を強調

これはカルト的教会に共通する特徴ですが、KCFではイエスではなく、指導者への服従を強調します。3

指導者たちがいかに聖く正しい存在であり、彼らに倣うようにと何度も言われたことを覚えています。もし指導者に完全に従わなければ、どうして神の祝福を期待できるだろうか、ということです。そこには「私たちに従わなければ、地獄に落ちる定めにある」というサブリミナル・メッセージがあるように思えました。

I remember hearing over and over how holy and righteous all the leaders were and that we were to pattern ourselves after them. If we didn’t follow them totally, then how could we expect God to bless us? There seemed to be an almost subliminal message saying, ‘Go along with us or you’re doomed to hell.’

KCFの元教会員の一人は、指導者への無条件の従順を求めるKCFの姿勢に疑問を感じ、教会を離れています。4

我慢の限界だと感じたのは、KCFの創立1周年記念の時でした。ボブ・ジョーンズは、この人々(指導者)を疑ってはならないと語りました。彼らはあまりにも聖く、油注がれた存在なので、彼らを正すのは神だけだというのです。……彼らは聖なる存在なのだから、私たちは疑いを捨て、彼らがすることに何の疑問も持たずに従う必要がありました。そのため、私は教会を去ったのです。

Last straw for me was Birthday Celebration, one year of KCF. Bob Jones tells us not to question these men. They are so holy and anointed that only God should correct them… We should clear our mind of any doubt and follow without question anything they do because they are holy. I left.

また、預言や預言者運動に従うように教え、それを隠れ蓑にして指導者への従順を説くこともありました。5

彼(ジョン・ポール・ジャクソン)は「預言に従う」ことの大切さも強調しました。この点をさらに強調するために、彼は自分の経験の中で、人々が彼の預言に従った場合、従わなかった場合に起きたいくつかの事件を紹介したのです。その1つは、テキサス州のある女性が彼の「預言」を信じることを拒んだ後、最終的に「精神病院」に収容されることになったという話でした。

He also emphasized the importance of “obeying the prophecy.” To bolster this point, he related several incidents in his experience where people had either obeyed or disobeyed his prophecy. One concerned a woman in Texas who refused to believe his “word” for her, and subsequently wound up in an “Insane asylum.”

元KCFの教会員は、「コミットメントクラス」という教会リーダー養成のための講座について、次のように語っています。6

その他の明らかな問題の一つは、コミットメントクラスでした。そこで語られることが、イエスへのコミットメントではなく、ムーブメントへのコミットメントであることに私はいつも驚かされるのです。

Some of the other noticeable problems that caught my eye were the commitment classes. It has always amazed me that they were not referring to, commitment to Jesus, but to the movement.

上記の証言にもあるように、カルト的教会ではイエスへの従順ではなく、教会のビジョンや指導者に従うように教えます。KCFが、本来礼拝するはずのイエスではなく、それ以外のものを中心に回っていたことが、次の証言によって指摘されています。7

先ほどの論文に注目していただくと、活動全体にイエスの名がまったく抜け落ちていることが目につくと思います。……クリスチャンとして、私たちはイエスから目を離すわけにはいきません。そうするとき、私たちはかなり危険な領域に足を踏み入れることになります。KCFやOCF、そしてマイク・ビックル、グレース・ミニストリーズ(訳注:KCFの別名)に関係する人々や教会は、まさにそのような領域に入り込んでしまっていると感じます。イエスに重点を置くことがすっぽり抜け落ちていて、周辺的な話題、つまり、預言、ミニストリーの拡大、ビジョンなど、イエスを除くあらゆる教えが前面に押し出されるのです。

If you will take notice of the dissertation I have just given, you will probably notice the glaring lack of the name of Jesus in the whole affair… as Christians, we cannot afford to take our eyes off of Jesus, and when we do we are treading on very dangerous territory — which is exactly where I feel KCF, OCF, and all the people and churches affiliated with Mike Bickle/Grace Ministries have ended up. There is a glaring lack of emphasis on Jesus and a glaring preeminence of the peripheral things, i.e. prophecy, extension of the ministry itself, visions, teaching on everything except Jesus.

信者間のコミュニケーションを遮断する

これもカルト的教会でよくあることですが、信者間で指導者の問題を話させないようにして、指導者への不満を抑え込むという手法があります。KCFでも、重要なことは指導者が独断で決定し、それについて信者間で論じさせないということが行われていました。8

私たちは、こうした出来事や変化について事前に知らされることなく、常に事後に知らされることに疑念と疑問を少なからず感じていました。コミュニケーションの欠如と絶え間ない混乱の中で、多くの人が疑問を抱くようになりました。その後、私たちは壇上から何度も「自分たちの間で話をせず、疑問は指導者か神に持っていくように」と警告されました。何週間も続けて、絶え間なく起こるように見えるこうした大きな変化について、兄弟姉妹と話をしないようにと告げられたのです。……

We had many misgivings and questions about all these happenings and changes that we were never given prior knowledge of, but always told after the fact. Lack of communication and constant upheaval caused many to question. Then we were repeatedly warned from the platform not to talk amongst ourselves but to take our questions only to leadership or God. Many weeks in a row we were told not to talk with our brothers and sisters about all these tremendous changes that seemed to take place constantly…

MEMO
この教えは聖書的でありません。1テモテ5:19でも、指導者に対する訴えは慎重であるように言われていますが、具体的には次のように言われています。

長老に対する訴えは、二人か三人の証人がいなければ、受理してはいけません。

ここでは、長老(指導者)を訴えるには複数の証人が必要と教えています。つまり、複数の信者が集まって指導者の問題を話し合うことが必要です。このような話し合い自体を禁じることは、明らかに聖書に反しています。

指導者への反論、異論を許さない

KCFのような教会のあり方だと、疑問に思う信徒がいても当然ですが、KCFの指導者に問題点や疑問点を持っていくと返されるのが次のような言葉です。9

私たちの質問に対して最もよく使われた回答は、「私を信じなさい」というものでした。つまり、私たちは神から聞いたのだから疑ってはいけないというのです。

The most often used response to our questions was to ‘trust me,’ — don’t question, because we had heard from God.

「使徒」「預言者」である自分は神から直接聞いているのだから、それに従っていればよい。これが、新使徒運動(NAR)がカルト的教会を生み出す大きな原因の一つです。

カルト化による問題

偽預言者は、偽預言を使って個人をコントロールします。その結果、さまざまな問題や被害が発生します。そのような事例を以下に紹介します。

預言による死産

次の証言は、KCFの信徒に起こった悲劇の一つです。この例を通して、「神のことばを告げる」と主張する「預言者」と呼ばれる人々が持つ影響力の大きさ、そして、それが偽預言者であった場合に起きる破壊的な結果を見ることができます。10

この街に、ある妊婦に対して「自宅で産みなさい」と預言した預言者がいました。カンザスシティフェローシップでの話です。……
妊娠中期に、妊婦は産科医に行かないことに不安を覚え始め、医者に診てもらいました。すると医者からは「その教会はおかしいですよ」と言われ、その一方で、預言者たちからは「それは不信仰です。私たちの預言に従いなさい!」と言われました。
彼女は自宅で産むことにしましたが、赤ん坊は死産でした。

We had a prophet in this city who prophesied over a mother with a baby that it was to be born at home. I am talking about Kansas City Fellowship…
Midterm the mother begins to feel nervous about not going to an OB doctor. So she goes to the doctor.
“Hey, something here isn’t right,” the doctor says.
“That’s unbelief! You go by our prophecy!” the prophets said.
She had the baby—at home—and it died.

偽りのいやしの預言による被害

新使徒運動(NAR)の教会では、奇跡やいやしが強調され、預言者が病のいやしを宣言したりすることがあります。しかし、そうした「預言」は往々にしてそのとおりにならず、患者の状態が悪化したり、神の誠実さを疑わせる結果となります。以下はそのような「預言」を受けた女性の証言です。11

1989年7月30日に、ボブ・ジョーンズは私に(癌は)3か月で完全に治ると語りました。10月になっても体調が良くならなかったので、何かおかしいと感じた私は、10月30日に主治医の予約を取りました。主治医は、私の病気がまだ残っていることを確認し、癌の専門医に電話をかけ、私を専門医のもとに送り返すと告げました。

“Bob Jones told me on July 30, 1989, I would be totally healed in three months. By the end of October I wasn’t feeling better. I felt something was definitely wrong so I scheduled an appointment with my doctor for October 30. My doctor confirmed the fact that my condition was still there and called the cancer specialist to let him know he was sending me back to him.

この女性は、幼少期に父親から虐待を受けていました。いやしの預言が実現しなかったことで、父親への不信と父なる神に対する不信が重なり、信仰の危機へとつながりました。この時のことを彼女は次のように語っています。12

その結果、神との関係で私は大混乱に陥ったのです。再び、神を実の父親と同じように考え、神は私に残酷な罠を仕掛けたのだ、神に嫌われていると思いました。だから、私は壁を作り、ただ救われて、ただ天国に入りたいとだけ思うようになりました。それだけです。神と親しくなることも、預言を聞くことも、超自然的な癒しを信じることも、もうしたくありませんでした。私は神からできるだけ遠く離れたクリスチャンになりたかったのです。それでも救われたかったからです。……
ボブ・ジョーンズの偽預言によって、主との歩みが良くなることはありませんでした。むしろ信仰的に堕落する寸前にまで追い込まれました。

It threw me in a tailspin as far as my relationship with the Lord. I once again saw God as being like my natural father –playing cruel tricks on me– I thought God hated me. So I put a wall up and decided I just wanted to be saved, just get into heaven. That’s it. I didn’t want to get close to God; I didn’t want to hear any more prophecies, and I wasn’t going to believe in supernatural healings anymore. I wanted to be as distant of a Christian from God as I could be and still be saved…
Bob Jones’ false prophecy has not made my walk with the Lord better; it almost caused me to backslide.

預言による性被害

もう一つ、偽預言がカルト的な指導者の強力な武器となる事例を紹介します。ボブ・ジョーンズは、KCFの「預言者」と呼ばれる人々の中でも、マイク・ビックルが「最も傑出した預言者」と呼んだ人物です。そのボブ・ジョーンズが、地元のオラースという町の新聞に取り上げられたことがありました。以下がその記事の内容です。13

MEMO
当時、グルーエンの告発などによってKCFのさまざまな問題が発覚したため、ビンヤード教会のジョン・ウィンバー牧師の監督下に置かれることになり、名称を「メトロ・ビンヤード・フェローシップ(Metro Vineyard Fellowship)」と変えていました。次の記事は、そのような時に書かれた地元新聞の記事です。

カンザスシティにあるメトロ・ビンヤード・フェローシップのオラース・ワーシップ・センターのスタッフであるボブ・ジョーンズ氏が、カンザスシティ地域のビンヤード教会に通う女性2人に対する性的加害行為を土曜日に告白したと、ビンヤード教会連合の北米コーディネーター、ケン・ガリクセン氏は語った。ガリクセン氏によると、ジョーンズ氏(63歳)は、無期限で教会の職務から外されたという。

Bob Jones, an associate of the Olathe Worship Center of the Metro Vineyard Fellowship of Kansas City, confessed Saturday to sexual misconduct with two women, who attend a Vineyard church in the Kansas City area, said Kenn Gulliksen, North American coordinator for the Association of Vineyard Churches. Jones, 63, was removed from his church duties for an undetermined amount of time, Gulliksen said.

この記事で言われている「性的加害行為」について、新使徒運動(NAR)の研究者、ホリー・ピベック(Holly Pivec)は次のように記しています。14

1991年に、ジョーンズは2人の女性に対する性的加害行為を告白し、ビンヤード教会での奉仕から外された。この加害行為には、自分のオフィスで「『ことば』を受けるために『主の前に裸で』立つことができるよう」女性に服を脱ぐように勧めることも含まれていた。

… in 1991, Jones was removed from ministering in a Vineyard church after confessing to sexual misconduct with two women. This misconduct included encouraging the women to undress in his office “so they could stand ‘naked before the Lord’ in order to receive a ‘word.'”

「預言」は、聖書的には神から受けた言葉なので、信者に対して絶大な影響力があります。そのような影響力を偽預言者が持ってしまうと、どれほど破壊的な影響があるかを上の例は示してくれています。

まとめ

KCFがカルト的教会となったのはなぜでしょうか。この一つの答えを、冒頭に紹介した2冊の編著者、アーニー・グルーエンは次にように語っています。15

KCFは偽預言者によって設立されました。オーガスティン・アルカラは、セントルイスでマイク・ビックルに語りかけた最初の「預言者」で、マイクが神の新しい働きを始めるためにカンザスシティに移る必要があると預言した人物です。その後、ある預言が実現しなかったので、アルカラは偽者として退けられました。また、同性愛の生活を隠していたことが後に発覚し、亡くなる前に暴露されました。しかし、彼はカンザスシティの「預言者」の一人に数える必要があります。彼は、最初から本物の預言者として高く評価され、信用されていたからです。

KCF was set up by a false prophet. Augustine Alcala, the original “prophet” who spoke to Mike back in St. Louis, prophesied that Mike needed to move to Kansas City to begin this new move of God. He was later dismissed as false when a certain prophecy never came to pass. He was also later discovered to have a hidden homosexual lifestyle that was exposed before he passed away. But he needs to be included in the Kansas City Prophets head count, because he was highly esteemed and credited from the beginning as a true prophet.

偽預言者から始まった教会は、それにふさわしい実を結ぶことになります。

参考資料

  • Ernie Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)” (PDF版)(ダウンロードページ
  • Ernie Gruen, False Prophets: Do We Keep Smiling and Say Nothing? (2018) (Kindle版)
  1. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.35 (PDF版)

  2. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.35 (PDF版)

  3. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.36 (PDF版)

  4. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.100 (PDF版)

  5. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.16 (PDF版)

  6. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.35 (PDF版)

  7. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.35 (PDF版)

  8. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.38 (PDF版)

  9. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.33 (PDF版)

  10. Ernie Gruen, False Prophets: Do We Keep Smiling and Say Nothing? (2018), p.8 (Kindle版)

  11. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.31 (PDF版)

  12. Ernest Gruen, “Documentation of The Aberrant Practices and Teachings of Kansas City Fellowship (Grace Ministries)”, p.32 (PDF版)

  13. “Minister removed after confession of sexual misconduct (Olathe Daily News, Nov. 13, 1991)” (https://www.religionnewsblog.com/16929/minister-removed-after-confession-of-sexual-misconduct)

  14. Holly Pivec, “NAR Prophet Bob Jones Dies” (https://www.hollypivec.com/blog/2014/02/nar-prophet-bob-jones-dies/4842)

  15. Ernie Gruen, False Prophets: Do We Keep Smiling and Say Nothing? (2018), p.41 (Kindle版)

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