C・ピーター・ワグナー研究(1)教会成長論が残した負の遺産 ― 教会のエンターテインメント化

このシリーズでは、新使徒運動(NAR)の父と呼ばれるC・ピーター・ワグナーの教えを検証していきます。

C・ピーター・ワグナーを研究する理由は、現在のキリスト教会が抱える問題の多くにワグナーの教えが関係していると考えるためです。

そうした教えの一つが「新使徒運動(NAR)」です。新使徒運動がキリスト教界に広まったのはワグナーの功績が大きく、新使徒運動が立つのも倒れるのもワグナーの神学にかかっていると言っても過言ではありません。「New Apostolic Reformation(NAR:新使徒的宗教改革)」という用語もワグナーが考案したものであり、ICAL(International Coalition of Apostolic Leaders)という世界最大の「使徒」団体を立ち上げたのもワグナーです。

もう一つの教えが「霊的戦い」です。聖書的な霊的戦いもありますが、この場合は地域や人に住む悪霊を追い出したり命令したりする方の霊的戦いを指します。この霊的戦いも、ワグナーが多数の著作を出版して世界に広めた教えの一つです。

そして最後が「教会成長論」です。これについては意外に思われる方がいるかもしれませんが、ワグナーの教会成長論は、今日の教会に見られる多くの問題に関係していると考えています。

初回である今回は、ワグナーの名が最初に広く知られるようになった「教会成長論」を検証します。

教会成長論とは

教会成長論とは、教会が成長する法則を見出そうとした学問で、C・ピーター・ワグナーの恩師で、フラー神学校世界宣教学部の学部長であったドナルド・マクギャブラン(1897~1990年)によって始まったものです。ワグナー自身も、フラー神学校の世界宣教学部で長年、教会成長学の教授を務めました。教会成長学は、宣教の成功には一定の要因があると指摘し、20世紀後半に米国内外のキリスト教会に大きな影響を与えました。

教会成長論の中で、マクギャブランは「ピープル・ムーブメント」と呼ばれる現象に着目し、キリスト教に多くの人が導かれるのは、個々人がそれぞれに決心する時ではなく、一つの民族や部族の集団がまとめて信じる時だと主張しました。また、「均質群(homogeneous unit)の原理」を提唱し、会衆が同じ文化的背景を持つ人から構成される時に、教会は最も成長すると教えました。ワグナーは、宣教学から発展したマクギャブランの教会成長論を北米の教会に適用することで、世界的に名が知られるようになりました。

教会成長論では、社会科学などの知見を教会の成長に役立てようとします。ワグナーは次のように語っています。1

教会成長は、神学的な確信であると同時に、応用科学でもある。ドナルド・マクギャブランが行った基礎研究を枠組みとし、神のことばの永遠の原則と、現代の社会科学や行動科学の最高の知見を組み合わせようと努める。

Church Growth is simultaneously a theological conviction and an applied science, striving to combine the eternal principles of God’s Word with the best insights of contemporary social and behavioral sciences, employing as its initial frame of reference, the foundation work done by Donald McGavran.

ワグナーの著作には、マネージメント理論やマーケティング理論の影響も見られます。そのため、ワグナーの著作は、教会の運営論などは特に、ビジネスマンにも理解しやすい内容になっています。ただ、わかりやすさが必ずしも正しさにつながっているわけではありません。

上述のように、教会成長論は聖書と社会科学の学問の知見を組み合わせたものです。ここで問題となるのは、聖書と社会科学の見解が一致しない場合はどうなるのか、という点です。ワグナーの教会成長論では、この主従関係があいまいであるために様々な問題を抱えています。これについては後ほど述べたいと思います。

ワグナーの教えの特徴

ワグナーの教会成長論には、以下のような特徴があります。

数的成長を重視

ワグナーは教会成長に質的成長も必要だと説くのですが、全体的な印象として、やはり数的成長に重点を置いていることは明らかです。質的成長は、成長の度合いを測る尺度の選定が難しく、社会科学的なアプローチを採用するワグナーは、おのずと数字に表れる指標を重視することになります。

しかし、それだけでなく、ワグナーがやはり本音のところでは質よりも数が大事だと考えていることは、次のような言葉からわかります。2

今日の宣教論にはアマチュア的な発想が多い。 アマチュア的な発想とは、釣れなくても釣りをしたと言って満足することだ。 そのようなクリスチャンの指導者の意見を漁師に置き換えてみると次のようになるだろう。
(1) 神は、私たちが人のために熱心に釣ることを望んでおられます。長い時間をかけて、独創的な釣りのテクニックを使い、道具を最新の状態に保ち、最新の釣りの文献を読むことを喜んでくださいますが、魚が釣れたかどうかについては特に気にしておられません。
(2)神は、私たちが魚を何匹釣ったかを記録するように期待しておられません。一生懸命にやっていれば、結果については責任を持ってくださり、どれだけ頑張っているかを知っていてくださいます。 魚が釣れたかどうかは、天国に行ってからしか知ることができません。
(3)大漁よりも小漁の方が質が高いのが普通で、しかも船の中に入れておくのが楽です。 私たちは、量より質を優先します。

There is much amateur thinking in missions today. Amateur thinking is satisfied with fishing without catching. If have heard Christian leaders express ideas which would sound something like this to a fisherman:
(1) God wants us to fish strenuosly for people. He is pleased if we put in long hours, use creative fishing techniques, keep our equipment up-to-date, and read the latest angling literature, but He is not particularly concerned whether we catch anything or not.
(2) God does not expect us to keep records of how many fish we catch. As long as we keep working hard, He will take responsibility for the results and for keeping track of how well we are doing. We will only know if we have caught anything when we get to heaven.
(3) A smaller catch of fish is usually a higher quality than a large catch, and furthermore they’re much easier to keep in the boat. We prefer quality to quantity.

ワグナーはこのように語り、「量より質を優先します」と言うクリスチャンの指導者を「アマチュア」と呼び、一刀両断にしています。

実用主義(プラグマティズム)

ワグナーは実用主義者(プラグマティスト)です。つまり、役に立つかどうかで物事を判断します。教会成長論の文脈では、「教会の成長に役立つか」が物事の判断基準になります。先ほど述べたように、数的成長を重視するワグナーにとっては「教会が数的に成長することに役立つか」が判断の基準になると言い換えてもよいでしょう。そして、そのためであれば手段を選ばないともワグナーは語っています。3

私たちは、目的が手段を正当化するとはっきりと知るべきだ。ほか何が手段を正当化できるだろうか?私が使っている方法が目指している目標を達成するなら、それは良い方法だ。一方、私の方法が目標を達成していない場合、どうしてその方法を使い続けることを正当化できるのだろうか。

We ought to see clearly that the end justifies the means. What else could justify the means? If the method I am using accomplishes the goal I am aiming at. It is for that reason a good method. If on the other hand my method is not accomplishing the goal, how can I be justified in continuing to use it.

このように、ワグナーは、教会成長という目的を達成するのであれば手段は選ばないという非常に割り切った姿勢を打ち出しています。

求道者中心アプローチを推奨

マクギャブランが教会成長論の理論的な父であるとすれば、教会成長論の実践上の父とされるのがロバート・シュラーです。シュラーは米国の代表的なメガチャーチ「クリスタル・カテドラル教会」の創設者で、「成功する教会リーダーシップのためのロバート・シュラー・インスティテュート(Robert Schuller Institute for Successful Church Leadership)」を設立し、実践的な教会成長論を教えました。教え子には、米国シカゴにあるウィロークリーク教会のビル・ハイベルズ(元)牧師や、 米国カリフォルニア州のサドルバック教会のリック・ウォレン牧師などがいます。

そのシュラーの言葉を引用し、ワグナーは次のように語っています。4

ロバート・シュラーの有名な言葉に「成功の秘訣は、ニーズを見つけてそれを満たすことだ」というものがある。… 新しいミニストリーがニーズを満たすものであれば、うまくいく。そうでなければ、失敗する。

Robert Schuller’s well-known saying is, “The secret of success is to find a need and fill it.” … If the new ministry is meeting a need, it will work. If not, it will fail.

これは「求道者に配慮した(seeker-sensitive)」または「求道者に優しい(seeker-friendly)」アプローチと呼ばれる伝道方法で、シュラーと同様、ワグナーもこのアプローチを推奨しています。この記事では、わかりやすくこのアプローチを「求道者中心アプローチ」と呼びます。

ワグナーの教会成長論の問題点

教会成長論がすべて悪というわけではありませんが、ここでは特にワグナーの教会成長論が持つ負の側面に焦点を当てて論じてみたいと思います。

(1)健全な教会を数的成長で判断

ワグナーは、著書『Your Church Can Grow(あなたの教会は成長する)』で、健全な教会であることを示す7つのしるしの一つに「教会のサイズ(Church Size)」を挙げ、次のように語っています。5

アメリカで成長している教会の3つ目の特徴は、十分に大きいということです。

The third vital sign characteristics of growing churches in America is that they are big enough.

ワグナーはここで、教会が健全であるためには一定の人数が必要であると論じています。

また、ワグナーは、ロバート・シュラーの次の言葉を引用しながら、教会には継続的な成長が必要であることを論じています。6

ロバート・シュラーはこう語っています。「ひとつだけ確かなことは、教会は決して成長を止めてはいけないということです。成長することを止めたとき、死に向かい始めます」

Robert Schuller says: “One thing is certain: a church must never stop growing. When it ceases to grow it will start to die.”

このようにワグナーは、健全な教会は数的に成長することを前提に議論を展開します。しかし、それを裏返せば、数的に成長していない教会は不健全ということになります。そうなると、人数の多い教会が優れているというマインドが生まれ、人を集めることが最重視されるようになります。そのようなマインドは、欧米のメガチャーチや福音派教会によく見られます。

しかし、ノアの例などを見ると、そのようなマインドは必ずしも聖書的とは言えません。ノアは当時の人々に「義を宣べ伝えた」(2ペテロ2:5)と言われていますが、家族以外、ノアの宣教によって洪水から救われた人はいませんでした。しかし、聖書では「ノアは正しい人で、彼の世代の中にあって全き人であった。ノアは神とともに歩んだ」(創世記6:9)と言われています。

福音によって救われる人が起こされることはきわめて重要ですが、(罪には極力触れないなど)福音を薄めて受け入れやすくして、教会に連なる人を増やそうとする指導者が多くいます。ワグナーの教会成長論は、そのような傾向を後押しする要因の一つとなります。

(2)教会成長(数的成長)が聖書に優先する

先ほど、「聖書と社会科学の見解が一致しない場合はどうなるのか」という問題提起をしました。社会科学に基づく教会成長論が聖書と一致していれば、教会成長論には意味があります。しかし、聖書よりも教会成長論を優先すれば、教会はいのちを失っていきます。

ただ、先ほど述べたような教会成長を目指し、数的成長を達成しようとする教会は、ワグナーが次に語るような重圧の下にあります。7

教会が人々のニーズを満たしていれば、会員になります。ニーズに合わなくなったら、教会をやめるか、教会を変えるでしょう。社会が世俗化すればするほど、何が何でも教会に行かねばならないという社会的プレッシャーがなくなっていきます。ご存知のように、アメリカ社会は急激に世俗化しており、その傾向がさらに強まっています。教会が人々の期待に応えなければ、成長することはできません。ロバート・シュラーが言うように、「成功の秘訣は、ニーズを見つけ、それを満たすこと」なのです。

If a church meets their needs, people will become members. When it no longer meets their needs they will either drop out altogether or change churches. The more secularized a society becomes, the less inherit social pressure keeps forcing people to become to a church, no matter what. As we all know, our American society is highly secularized and becoming more so. If churches do not match up to the people’s expectations they simply cannot grow. As Robert Schuller says, “The secret of success is find a need and fill it.”

このような重圧の下にある教会は、人々のニーズを満たし、人を集めるための様々な手段を考えます。そして、「目的が手段を正当化する」と語るワグナーの実用主義に従い、従来の教会では考えつかなかったような手段に訴えるようになります。人が教会に来やすくしようという試み自体はすばらしいことですが、手段が行きすぎる場合があります。その結果の一つが、「教会のエンターテインメント化」です。

(3)教会のエンターテインメント化

教会のエンターテインメント化は、求道者中心アプローチが行き着く先といってもよいでしょう。ここは説明するよりも直接見ていただいた方がよいと思いますので、いくつか動画を紹介します。

最初の動画は、米国ミネソタ州にあるメガチャーチ「Eagle Brook Church(イーグルブルック教会)」がYoutubeにアップしているものです。イーグルブルック教会は10箇所のキャンパス(集会場)があるメガチャーチです。ミネソタ州全体では、2007年から2017年にかけて教会出席者数が4%下がっているということですが、その中でイーグルブルック教会は急激な成長を遂げ、今では毎週2万人以上が出席するミネソタ州最大のメガチャーチとなっています8。次の動画は、コロナ禍で大変だった2020年を振り返って同教会が制作した動画で、人々を教会に招待する動画にもなっています。

教会が制作したとは思えない、ハリウッドのプロデューサーが制作したかのような作品です。ただし、キリストや聖書への言及はありません。また、この動画の概要欄には次のような説明が書かれています。9

この一年(2020年)は大変な年でした。これをイーグルブルック教会のスタイルで記録しておかなければなりません。Netflixを見るのは一休みして、ミュージカル「隔離期間」(Quarantine the Musical)をお楽しみください。

It’s been a year for the books, and you know we had to document it Eagle Brook-style. So take a break from your latest Netflix binge + enjoy Quarantine the Musical

この紹介文から、この教会がNetflixを意識していることがうかがえます。ワグナーによると、「教会が人々の期待に応えなければ、成長することはできません」ということですので、人々のニーズを満たすために、Netflixなども教会の競合相手となります。

MEMO
この動画については、これで教会に来る人が増えて、教会で聖書的福音が宣べ伝えられるのであれば、これもありなのかもしれません。ただし、以下に紹介する動画はそのようなフォローが難しいものです。

次に紹介する動画は、米国オクラホマ州にある教会「Church on the Move(チャーチ・オン・ザ・ムーブ)」のクリスマス集会です。この教会もキャンパスが3箇所ある大きな教会です。

この集会では、「グリンチ」という映画に登場するモンスターが「オペラ座の怪人」を演奏しているシーンで始まります。その次に、マイケルジャクソンのスリラーの音楽に合わせてラップが歌われますが、聖書的なメッセージは何もありません。そして最後にスリラーを全員で踊るというカオスでシュールな集会になっています。エンターテインメントとしてはすばらしい出来だと思いますが、ここは教会であることを忘れてしまいます。

ここで紹介しているのは、ごく少数の特異な教会というわけではありません。30か国にグループ教会があり、全世界で毎週15万人が出席しているヒルソング教会も、ハリウッドやブロードウェイも顔負けのエンターテインメントを提供しています。次の動画は、2015年にヒルソング・オーストラリアのクリスマス礼拝で披露された「サイレントナイト」のシーンです。ここで紹介するのはためらわれますが、ヒルソングが提供するエンターテインメントが従来の教会礼拝からかけ離れているかを垣間見ることができる動画です。

まるでキャバレーやナイトクラブのショーのようです。このようなショーは英語でバーレスク(Burlesque)と呼ばれ、1860年代から1940年代にかけて人気を博したと言われています10。当時の人は、バーレスクが教会で披露される日が来るとは思いもよらなかったでしょう。

MEMO
ヒルソングはエンターテイメント化の最先端を走る教会です。ヒルソング教会については以下のような動画に関して様々な問題が指摘されています。

  • ヒルソング・ニューヨークの女性向け集会に登場した「裸のカウボーイ
  • ヒルソング・ロンドンのオカルト的イースター礼拝(この動画を見ると気分が悪くなる方もいると思いますので、視聴をおすすめはしません)

このように、欧米のメガチャーチでは、ハリウッドやブロードウェイかと思うようなエンターテインメントを提供するようになっています。いつもこのようなエンターテインメントを提供しているわけではないかもしれませんが、こうした方向性が聖書的教会の姿であるとは思えません。懸念されるのは、教会がエンターテイメントを提供する場所になって、教会が教会でなくなることです。

教会が楽しいところであるというのはよいことですが、聖書が土台であるかどうかが問題になります。土台が聖書ではなく現代文化(コンテンポラリー・カルチャー)であれば、それはもはや教会とは言えません。人々のニーズがあったとしても、それが聖書に反するものであれば、教会に受け入れてはなりません。観客を楽しませることが主体になり、真の福音が語られないのであれば、英国の説教者チャールズ・スポルジョンが語った次の言葉が現実のものとなっています。

羊飼いが羊に食べ物を与える代わりに、教会で道化師が山羊をもてなす時代がやってくる。

A time will come when instead of shepherds feeding the sheep, the church will have clowns entertaining the goats.

もう一つ気にかかることは、ハリウッドのようなエンターテインメントを提供する教会が、従来どおりに聖書的メッセージを中心とする教会を駆逐してしまうことです。

実際に、ヒルソング教会によって、オーストラリアなどで教会が閉鎖に追い込まれているという次のような証言があります。11

おそらくヒルソングの犯した中で最もあやぶまれる罪は、オーストラリアや世界中の小規模で聖書的な教会の「敵対的買収」を行っていることでしょう。教会は、ヒルソングのモデルに従うか、それともヒルソングが同じ地域に教会を作り、教会員がそちらに流れてしまうかというジレンマに陥っています。これは、ヒルソングの「ビジョン・ステートメント」にあるように、ヒルソングの公式な基本方針であり、まさにオーストラリアで起こったことです。オーストラリアのある教会員は、「ほとんどの小さな町には求道者中心の教会(訳注:ヒルソング型の教会)があり、親はより良い施設を求めて、また教理を教える本格的な説教に若者が耐えられないというだけの理由で教会を移り、他の聖書的な教会が閉鎖に追い込まれている」と話しています。

Perhaps the most dubious of sins perpetrated by Hillsong are its hostile takeovers of smaller, biblical churches in Australia, and around the world. Churches are left with a dilemma: to either conform to Hillsong’s model or Hillsong will plant a church in your area, and take away your members. This is the official objective of Hillsong, as stated in their “vision statement,” and this is exactly what has happened in Australia. As one church member in Australia said, “almost every small town has a seeker friendly church that shuts the other biblical churches down purely because the parents want better facilities and the youth cannot handle a full sermon on doctrine.”

「敵対的買収」が事実に沿った表現かどうかは分かりませんが、従来型の教会からヒルソングのようなメガチャーチに人が流れているというのは確かなようです。これと同じ現象は、日本でも起こる可能性があります。

まとめ

ワグナーの教会成長論が主張する数的成長の重視とプラグマティズムを組み合わせると、教会は手段を選ばず人を集める方向に流れます。また、教会成長のために人のニーズを満たすことにとらわれてしまうと、教会はまだ新生していない未信者が求めるニーズに集会やメッセージを合わせ、聖書から離れていくことになります。この状況は、まさに2テモテ4:3~4で預言されていたことでもあります。

 3  というのは、人々が健全な教えに耐えられなくなり、耳に心地よい話を聞こうと、自分の好みにしたがって自分たちのために教師を寄せ集め、 4  真理から耳を背け、作り話にそれて行くような時代になるからです。 

キリスト教会の現状を見ると、今が終末時代であることを実感します。そのような中でも、上の聖書箇所の直前にある2テモテ4:2に教会がすべきことがすでに示されています。

2 みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。

参考文献

この記事を書いた人:佐野剛史

  1. C. Peter Wagner, “Principles and Procedures of Church Growth,” Fuller Theological Seminary Seminar, 1978, p. 4.

  2. C. Peter Wagner, On The Crest Of The Wave, (Baker Pub Group, 1983), p. 179

  3. C. Peter Wagner, Your Church Can Grow (Regal Books, 1976), p. 137.

  4. C. Peter Wagner, Churchquake! (Regal Books, 1999), p.217

  5. C. Peter Wagner, Your Church Can Grow (Revised edition) (Regal Books, 1984), p. 95

  6. 同上 p. 103

  7. 同上 p. 96

  8. WCCO – CBS Minnesota, “How Eagle Brook Became The Biggest Church In Minnesota” (https://www.youtube.com/watch?v=PSGy8VyGU1g)

  9. Eagle Brook Church, “Quarantine the Musical // Fall Kickoff Opener 2020” (https://www.youtube.com/watch?v=GriCMeV9_74)

  10. Wikipedia「バーレスク」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%AF)

  11. “How Hillsong and Brian Houston are Destroying Christianity ” (https://pulpitandpen.org/2016/07/05/how-hillsong-and-brian-houston-are-destroying-christianity/)

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