C・ピーター・ワグナー研究(2)教会成長論が残した負の遺産 ― カルト的教会

今回はC・ピーター・ワグナーの教会成長論が残した負の遺産として「教会のカルト化」を取り上げます。

教会成長の概要については、前回の記事「C・ピーター・ワグナー研究(1)教会成長論が残した負の遺産 ― 教会のエンターテインメント化」をご覧ください。

メガチャーチの牧師の不祥事が後を絶たない

近年、メガチャーチ(大教会)の牧師による不祥事の報道が増えています。一昨年の2020年には、ヒルソング・ニューヨークのカール・レンツ牧師が不倫で解雇されました。また、2018年には、シカゴ郊外にあるウィロークリーク・コミュニティー教会のビル・ハイベルズ牧師が、複数の女性に対するセクハラ問題で辞任しています。そのほかにも、韓国にあるヨイド純福音教会のチョー・ヨンギ牧師が、背任罪で懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡され、2017年に刑が確定するなど、金銭にまつわる不祥事もあります。

これらの原因は、第一に当事者にあることは間違いないのですが、教会のあり方にも一因があるように思います。そして、そのような教会のあり方を形作った要因の一つとして、ワグナーの教えた教会成長論があるというのが筆者の意見です。

カルト的教会が不祥事を生み出す温床になっている

先ほど挙げた不祥事に共通しているのは、問題が明るみになるまで、教会内の組織が対応して問題を処理することができなかった、ということです。もし教会内のチェック体制が機能していれば、問題が起きた時点で対処できたはずです。その原因は、このような教会にはカルト的体質があり、トップである牧師の暴走を止めることができなかったことにあると思われます。そのような教会のカルト化について、「真理のみことば伝道協会」のウイリアム・ウッド牧師は、アッセンブリー京都教会牧師の村上密牧師の言葉を引用して次のように語っています。1

村上密牧師(七条基督教会)は、講演の中で、教会のカルト化は教会成長が叫ばれ始めた1980年代から始まったと分析しました。教会員の増加によって牧会は手薄になり、やがて牧会者ではなく、絶対的権力を持つ支配者となって、信徒に隷属を強いるようになりました。聖書のみことばは悪用され、信者は恐怖心で縛られていきました。

村上牧師は、教会のカルト化は教会成長論が流行した時期と重なり、教会成長の名のもとに牧師が信徒を隷属するようになったと語っています。実際に、C・ピーター・ワグナーの教会成長論に関する著作を読むと、そのような信徒の隷属化を認めるような教えがあります。

教会成長論のリーダー論

ワグナーは、教会成長には強い牧師のリーダーシップが必要だと主張し、次のように語っています。2

この本の主な論点は、教会成長の可能性を最大限に引き出すには、強いリーダーである牧師が必要だということです。この点は一般的に言われていることではないため、十分な説明が必要です。どのような教会成長の原則にも例外はあるかもしれませんが、これは間違いなく法則です。もしあなたの教会が成長していないとしたら、牧師の役割をよく見直してみてください。

The principal argument of this book is that if churches are going to maximize their growth potential they need pastors who are strong leaders. The point requires thorough explanation because it is not commonly expressed. There may be exceptions, as there are to any church growth principle, but make no mistake about it: it is a rule. If your church is not growing and you wonder why, take a close look at the roles of the pastor.

ワグナーは、教会成長には牧師の強いリーダーシップが必要であり、それを「法則」と呼び絶対視しています。

さらにワグナーは、「長老は家庭をよく治めている必要があると聖書に書かれている。そのような父親には権威があって、妻や子どもたちは従順に従う。牧師も、教会でそのような権威を持つべきである」と言います。このように言った後、ワグナーは次のように教えます。3

一家の主がそのような権威を獲得すると、部外者を驚かせることがあります。「彼はよくもこのようなことができるものだ」 と言う人や、「あの女はただの奴隷だ」と言う人がいます。あるいはもっと強い口調で「あいつは暴君だ!」と言う人もいるでしょう。その家で暮らしていなければ、理解するのは難しいものです。
強い権威を獲得した牧師がいる教会でも、同じような状況が存在します。

When the head of a family has earned such authority, it often amazes outsiders. “I don’t see how he gets away with what he does,” some will comment. Others may say,”That woman is nothing but a slave!” Or even stronger,”He is a tyrant!” Those who have not lived it have a hard time understanding it.
A parallel situation exists in churches with pastors who have earned strong authority in the church.

父親が「暴君」のように見えるのであれば、それは妻や子どもが喜んでではなく、恐れから従っているからそう見えるのではないか、と思いますが、話を先に進めます。そのように語った後、ワグナーは次のようにまとめます。4

牧師の権威は、神の家族との愛に満ちた関係を通して獲得されるものであり、成長に重要なものです。独裁や全体主義のように見える人もいるかもしれませんが、そうではありません。それは、キリストの体において、神から与えられた霊的な賜物を認め、それを行使することなのです。

Pastoral authority, earned through a loving relationship with the family of God, is thus an important ingredient for growth. To some it might appear as dictatorship or totalitarianism, but it is not. It is the recognition and exercise of God-given spiritual gifts in the Body of Christ.

このように述べて、ワグナーは「独裁や全体主義のように見える」牧師を許容し、そのような教会こそが健全であるかのような発言をしています。

メディナバプテスト教会の事例

ワグナーは、牧師が持つ強い権威を用いて教会成長を遂げた例として、米国イリノイ州のメディナバプテスト教会(Medinah Baptsit Church)の例を挙げています。

メディナバプテスト教会は、1964年に85人だった教会員数が1974年には300人に達し、成長している教会でした。しかし、この教会のドナルド・ハモン牧師は、教会員が現状に満足しつつあることに危機感を抱き、今後の方針を打ち出したメッセージを語って、教会の改革に乗り出しました。ワグナーはその様子を次のように語っています。5

彼は、「委員会という官僚的な組織は、実際に行動する際の妨げになる」と言い切りました。また、委員会というものは、往々にして果断に決定を下す機関ではなく、忙しいと言い訳するための口実になっていると感じていました。そして、委員会の仕事を「検討に時間を費やし、多くの苛立ちがあり、不必要な緊張の場になっていて、しかも大半が実行には移されない」と描写しています。

“Our bulky bureaucracy of committees is a hindrance to action,” he declared. He felt that committees were too often an excuse for busyness rather than vehicles for decisive planning. He described committee work as “much deliberation,considerable aggravation, unnecessary tensions and very little action!”

また、ハモン牧師は、教会を軍隊になぞらえて次のように教えていました。6

彼は、教会全体を軍隊に例えました。この軍隊の総司令官は、イエス・キリストただ一人です。地域教会とは、中隊長である牧師が一人いる中隊のようなもので、総司令官から命令を受けます。中隊長の下には副官や軍曹がおり、相談や実行にあたりますが、最終的な決定は中隊長が行い、中隊長が総司令官に対して責任を負います。

He likened the total church to an army. This army has only one Commander-in -Chief, Jesus Christ. The local church is like a company with one company commander, the pastor, who gets orders from the Commander-in -Chief. The company commander has lieutenants and sergeants for consultation and implementation, but the final responsibility for decisions is that of the company commander , who must answer to the Commander-in -Chief.

ワグナーはこのようなハモン牧師を称えて次のように語っています。7

この教会は、本章(訳注:第4章「牧師よ、権力を恐れてはいけない!(Pastors, Don’t Be Afraid of Power!)」)全体の根本原則、すなわち成長する教会では牧師が権力を持つということを実践する必要があったのです。……そのようにする中で、教会は15もの常任委員会を廃止することを決めました。

It had to implement the principle underlying this whole chapter:the pastor has the power in a growing church… In doing so, they voted out of existence fifteen standing committees!

そして、ワグナーは、この教会がその後急成長を遂げたとして、次のように称賛しています。

1970年当時、教会は順調に成長していましたが、教会の再編成後はさらに成長しました。新しい方針を打ち出したメッセージを語る以前の5年間の成長率は253%(10年単位で換算した値)でしたが、その後の5年間は325%にまで上昇したのです。年平均では、成長率が13.4%から15.6%に上昇しています。
順調です!

The church was growing well when all this took place in 1970, but it grew even better after restructuring. The growth rate for the five years preceding the “Crossroads Message” was 253 percent (projected to the decadal rate) and for the five years afterwards it went up to 325 percent. That figures down to an increase in the average annual rate from 13.4 percent to 15.6 percent.
Good progress!

しかし、残念ながら、現在メディナバプテスト教会は存在しません。インターネットで検索し、メディナバプテスト教会の足跡をたどった結果、現在では閉鎖されていることがわかりました。教会のホームページも消えています。

メディナバプテスト教会
Goolgleマップ上のメディナバプテスト教会

この教会が急成長後、どういう経過を経て閉鎖に追い込まれたのか、詳細はわかりません。しかし、この教会では、ワグナーの教会成長論が推奨する方法論で短期的には成功を収めたが、結果的には裏目に出たと考えることができます。強権的な国家と同じく、一時的には強権を発動して全体を動かすとスピーディに物事が進みますが、崩壊のスピードも速いのです。

聖書的教会のモデル

それでは、聖書が教える地域教会のモデルはどのようなものでしょうか。ヘブル13:17から指摘できることは、複数の長老が治める体制だということです。

あなたがたの指導者たちの言うことを聞き、また服従しなさい。この人たちは神に申し開きをする者として、あなたがたのたましいのために見張りをしているのです。ですから、この人たちが喜んでそのことをし、嘆きながらすることにならないようにしなさい。そうでないと、あなたがたの益にはならないからです。 

ここでは、教会の指導者は必ず複数形で表現されています。複数の長老がいることで、チェック機能が働き、バランスが取れます(使徒14:23、20:17、ピリピ1:1、テトス1:5、ヤコブ5:14も参照)。

また、ワグナーの言うような「独裁や全体主義のように見える」牧師は聖書的な牧師像ではありません。1ペテロ5:2~3ではこう教えられています。

2  あなたがたのうちにいる、神の羊の群れを牧しなさい。強制されてではなく、神に従って自発的に、また卑しい利得を求めてではなく、心を込めて世話をしなさい。 
3  割り当てられている人たちを支配するのではなく、むしろ群れの模範となりなさい。 

ワグナーの教える強権的牧師像は、牧師のカリスマ的なリーダーシップで急成長したメガチャーチで起きた様々な不祥事を見ると、弊害が多いということが証明されているのではないでしょうか。

新使徒運動時代のリーダー論

これまでに見た教会成長論のリーダー論も大きな問題を抱えていましたが、ワグナーが2000年代に唱え始めた 新使徒運動(NAR)のリーダー論は、さらに大きな問題を抱えています。教会成長論の強い牧師像をさらに推し進めたのが、「使徒」と呼ばれる指導者です。ワグナーは、現代の使徒には「とてつもなく大きな権威が伴う」と語っています。

また、教会成長論の数的成長の重視は、神学の軽視につながります。ワグナーは、2011年出版の著書で次のように語っています。8

私の友人であり、同僚でもある高名な神学者のレイ・アンダーソンは、著書の序文で「この議論を貫いている一つの基本的な主張がある。それは、ミニストリーは神学に先行し、神学を生み出すものであり、その逆ではないという主張だ」と語っている。一見すると、これはたいしたことではないように思えるかもしれない。しかし、これは職業的な神学者の間で大きな議論の的となっている。それとは反対に、神学が正しくなければ、正しいミニストリーは生まれないと考える人もいる。しかし、私はレイ・アンダーソンに同意する。優れた神学的理解は優れたミニストリーをもたらすが、通常、ミニストリーが先で、その後に神学がついて来ると考えている。

My friend and colleague Ray Anderson, a highly respected theologian, says in an introduction to one of his books, “One fundamental thesis will control this discussion—the thesis that ministry precedes and produces theology, not the reverse.” At first glance, this may not seem like a significant point. It has, however, become an issue of much debate among professional theologians. The opposite camp believes that theology must be correct in order to precede and produce correct ministry. I, however, agree with Ray Anderson. Though good theological understanding informs good ministry, I believe that ministry ordinarily comes first and then theology follows.

つまり、ワグナーは、神学を後回しにして、教会に来る人を集めて伝道するのが先だと言っていることになります。しかし、しっかりとした神学がないままミニストリーを行うことは、カルト的教会や、本当は救いを体験していない「偽りの回心者(false convert)」を生み出す危険性があります。

また、ワグナーが神学を軽視していることで、ワグナーの設立した神学校でも神学教育が軽視されており、神学を体系的に学ばない指導者が氾濫する時代になっています。9

新使徒改革に関係するほとんどの教会では、神学を大事に思う気持ちがこれまでと同じレベルでは見られません。例えば、私が数年前に設立したWagner Leadership Institute(WLI)という学校があります。WLIは、すでに聖職に就いている大人を養成するために設計されているので、カリキュラムに必修科目を設けないことにしました。私が考えたのは、私たちが教えている成熟した学生たちは、教授会が推測するよりも、自分たちのミニストリーを向上させるために何が必要かをよく知っているだろうということでした。この新しいアプローチを採用してすぐに気付いたのは、組織神学や認識論、教理の歴史などの伝統的なコースを提供しても、実質的に誰も申し込まないということでした。

I don’t find the same level of reverence for theology in most churches associated with the New Apostolic Reformation. Take, for example, the school that I founded several years ago, Wagner Leadership Institute (WLI). Since WLI was designed to train adults who are already in ministry, I, for one, decided not to have any required courses in the curriculum. My thought was that the mature students whom we were teaching would know better what they needed for improving their own ministry than some faculty committee might surmise. One of the realities of this new tailored approach that quickly came to our attention was that if we offered traditional courses in systematic theology, epistemology or the history of dogma, practically no one would sign up for them.

ワグナーの教会成長論が主張する強権的な牧師に、神学を軽視するという新使徒運動時代の特徴が重なると、どのような牧会が行われるか、容易に想像がつきます。今後のキリスト教会の行方が危ぶまれます。

教会成長論の検証

まとめとして、ここで教会成長論が何をもたらしたのかを確認したいと思います。

教会成長論が多くの教会のカルト化をもたらした

先ほどの引用でも紹介された村上密牧師は、教会成長論と教会のカルト化の関係について次のように語っています。10

なぜ、キリスト教の一部がカルト化したか。1980年代から教会成長がブームになった。この頃からカルト化が始まった。伝道に特化した教会の取り組みは、教会成長を促した。それに伴って、家族的な交わりを保っていた教会で牧会が手薄になった。さらに、弟子訓練を取り入れて伝道を推進していくため、牧会できる許容範囲を超えてしまった。牧会は時間がかかるものである。その牧会の手間を省くために、一部の教会が牧会ではなく統制や支配に移行し、セルで吸い上げた個人情報を信徒の信仰管理に使い始めた。イエスの弟子訓練を名目に実態は牧師の弟子づくりになり、牧師への服従が従順に置き換えられた。聖書の生活化ではなく牧師のビジョンという名の自己実現に賛同することが信仰的とみなされ、牧師に権威が集中する体制が教会の中に形成された。さらに霊的戦いを教会に導入して、牧師の権威は一層高められた。一致団結して戦うためには指導者が必要で神の代理人を名乗る牧師がその役割を果たした。神の代理人に逆らう者は不信仰者、悪魔の影響を受けている者、悪霊に惑わされている者と言われ、教会に居ずらくされていった。役員会はイエスマンで固められ、牧師の暴走を止める役割を果たさず、教会総会も報告と手早く承認を取り付ける場となった。簡略化された報告では実態はわからない。総会は質問ができる雰囲気ではない。教会規則は名ばかりで、規則を無視した運営がまかり通るようになった。そうして教会のカルト化が急速に進行していった。

教会成長論が教会のカルト化に直接関係していることがよくわかる要約になっています。

それでは、少なくとも教会成長論によって米国の教会は数的に成長したのでしょうか。

米国の教会は成長していない

市場調査会社バーナ・グループの創設者であり、クリスチャンでもあるジョージ・バーナは、教会成長論が一世を風靡した1990年代の10年間の数字を見て、米国の教会は実質的には成長しなかったと語っています。11

教会が成長しているという主張にはかなりの誇張が入っています。ほとんどの教会が規模を拡大していないだけでなく、拡大している教会は他の教会の犠牲の上に数を増やしています。 新しい信者として数えられ、教会成長の統計に含まれる成人の80%以上は、実際には他の教会からの転会者であり、理想の教会体験、または少なくとも今よりも刺激的で楽しい教会体験を求める宗教的な消費者です。 驚くべきことに、教会の成長は新しい回心者によるものではありません。 全体的に見て、教会の成長にとって良い十年とは言えませんでした。

Claims of prolific church growth have been grossly exaggerated; not only are most churches not increasing in size, but those that are expanding are doing so at the expense of other churches. More than 80 percent of the adults who get counted as new adherents and thus as part of the growth statistic are really just transplants from other churches—religious consumers in search of the perfect, or at least more exciting or enjoyable, church experience. Disturbingly little church growth is attributable to new converts. All in all, it was not a good decade for church growth.

教会成長論は、その中心的主張である数的成長という面でも成功しているとは言えません。

まとめ

今回は、教会成長論が残した負の遺産として、カルト的教会の問題を取り上げました。

冒頭で、ヒルソング・ニューヨークのカール・レンツ牧師が不倫問題で解雇されたことに言及しました。この不倫の相手とされるラニーン・カリムという名のイスラム教徒の女性が、テレビのインタビューに答えて次のような発言をしています。12

イスラム教徒のカリムは、「グッドモーニングアメリカ」のキャスター、エイミー・ローバックにこう語っています。「誰かにあまりにも大きな力を与えると、その人は人々にとって神になります。人々は宗教や信仰という概念を忘れてしまったのでしょう。人々はカールを神のように見ているのだと思います」

“When you give somebody so much power, they become God to people,” Karim, who is Muslim, told “Good Morning America” anchor Amy Robach. “I think people forgot the concept of religion and beliefs. I think that people look at Carl like he’s God to them.”

不倫相手の女性からこの言葉を聞くのは皮肉ですが、関係者の証言を聞くと、そのような状況が実際にあったのだと思います。

このような牧師の偶像化や教会のカルト化を防ぐ方法は、複数の長老が治める長老制を採用するなど、聖書にすでに記されています。そのため、牧師の最重要課題の一つは、聖書を忠実に解き明かすことです。2テモテ3:16~17では、次のように言われています。

16  聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。  17  神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。 

ここでは、聖書は「すべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるため」に有益であると言われています。これを聖書の十全性(Sufficiency of the Scripture)と言い、信仰と奉仕の生活に必要なものは聖書だけであるという意味です。ほかの知識やスキルが役立つこともありますが、本当に必要なものは聖書のみです。この点が、現代の教会では忘れられがちではないでしょうか。

参考資料

この記事を書いた人:佐野剛史

  1. 真理のみことば伝道協会「教会のカルト化問題の原因は1980年代の『教会成長論』にある?」(https://cult-sos.net/cultarticle/cultnews/609/)

  2. C. Peter Wagner, Leading Your Church to Growth (Regal Books. 1984), p.75

  3. C. Peter Wagner, Your Church Can Grow (Regal Books, 1985), p. 66

  4. 同上 p.68

  5. 同上 p.71、72

  6. 同上 p.72

  7. 同上 p.72

  8. C. Peter Wagner, Spiritual Warfare Strategy: Confronting Spiritual Powers (Destiny Image, 2011 ), p.43. Kindle 版.

  9. C. Peter Wagner, On Earth As It Is in Heaven (Baker Publishing Group, 2012) , pp.62-63 Kindle 版.

  10. 村上密「教会のカルト化」(https://maranatha.exblog.jp/27316221/)

  11. George Barna and Mark Hatch, Boiling Point: It Only Takes One Degree; Monitoring Cultural Shifts in the 21st Century (Gospel Light/Regal Books, 2001), p.236.

  12. “Carl Lentz’s alleged mistress on GMA: People look at him as God” (https://www.christianpost.com/news/carl-lentz-alleged-mistress-speaks-out-in-tv-interview.html)

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